当社では、営業・工事系社員全員での研修と工事系社員のみでの研修をそれぞれ月1回実施しています。
2018.12.04
当社では、営業・工事系社員全員での研修と工事系社員のみでの研修を
それぞれ月1回実施しています。
そうした研修の際には、技術的な講義だけではなく、お客様や協力業者様から
いただいたアンケート内容、社内業務における問題点の改善等についても
論議されています。
11月の研修では、外壁洗浄時の養生方法について社内研修を行いました。

23区内で外壁修繕工事を行う場合、その多くは建物全面に敷地がなく、歩道と建物が
接しています。その為、物の落下やホコリや塗料の飛散、そして洗浄時の
水の飛散による事故の恐れが、常にある状態です。
歩道を通行している際に、上から水滴が落ちて来るとは想像されていない中で、
水滴が落ちて来て、歩行者の方にかかったとしたら、その方はどう思うでしょうか?
現場監督や現場作業員だけではなく、契約に携わる営業やその見積を作成する
積算員もそうしたリスクがあることを常に認識し、どうしたら軽減出来るのかを
考えていく必要があります。
そうしたことを踏まえ、工事系社員の技術会議にて、外壁洗浄時の養生方法についての
研修が行われました。
研修においては、洗浄工事にて行われている各社の養生方法が提示され、その問題点や
推奨する養生方法等について話合われました。

ただ講義者から技術的な説明がなされるだけではなく、実際に現場を担当している
監督から、現場にて苦労している点や注意していることなどの報告がなされたり、
積算やメンテナンスに携わっているものからも、質問や提案がなされました。
こうした講義や会議を通じて、社員の技術力を向上させるのと共に、現場監督は
各作業員を指導して行かなければなりません。
工事現場の前であっても安心して、歩行者の方が通行出来るように問題を共有し、
改善に努めて行きたいと思います。
業務課 宮
