足場の強風対策と事前の強度計算

本格的な台風シーズンの到来に伴い、弊社の現場でも例年通り足場の対策を実施しています。
特に今年は、上層の寒気を伴った低気圧が日付変更線付近から亜熱帯付近まで南西に進みやすい傾向にあり、そのため台風が発生する地点が平年よりも北寄りになりやすい予報が出ていました。

平年よりも日本に近い位置で台風が発生するため、台風発生から関東接近までの時間が短くなる可能性があります。弊社ではあらかじめ対策を講じることで現場の安全性を確保しています。

強風対策としては、主に足場上層部のメッシュシートの結束や、壁繋ぎに異常がないかの確認などを行いますが、そもそも適切な足場計画のうえで足場を組み立てていることが前提です。

品質管理課では、建築基準法や労働安全衛生法で定められた基準をもとに強度計算を行い、より安全な足場を目指して計画の立案と実施をしています。
強度計算は慣れるまでは難しいところがありますが、様々な足場を参考に日々勉強し、経験豊富な先輩社員からも学びながらブラッシュアップし続け、お客様や作業員にとって安心安全の工事になるよう努めて参ります。

品質管理課