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大規模修繕時の外壁塗料の選び方

2025.06.13

一般的なコンクリートの建物の外壁の塗料には、多くは水性の材料が使われており、性能・価格のグレードは、以下の順となります。(下へ向かって高いグレード)

① ウレタン塗材:最近はあまり選ばれない。価格的にも使うメリットは少ない。
② シリコン塗材:主流の材料で、価格性能のバランスが良い。(塗替え目安10~15年)
③ ラジカル制御塗材:スペック上はシリコンより性能が高く、価格は多少高い程度。新しい技術なので実績が少ない。
④ フッ素塗材:耐候性が非常に高い

どのグレードを選んだら良いのか?

全体の施工仕様を見直して、大規模修繕期間の延長を行わないのであれば、一般的に一番のメリットは「美観」の維持となります。
その場合、10年後の美観のためにどの程度費用を掛けられるかが、高耐候のグレードを選択するかどうかの判断基準となります。

お建物の状態も様々、顧客様の考えや価値観、求めるものも様々ある中で、一様に「これが一番」というものは存在しません。各材料の特性を活かして「よりベター」な提案ができるように、日々精進して参ります。

練馬区の某案件
コの字型に5棟が配置され、中庭駐車場入口にシンボルとなる鉄骨橋が架かっています。
外壁意匠部分につや消しの塗材を選択し、柔らかい立体感を演出しています。

建設部 積算課