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外壁タイルの2000年問題
2025.10.03
積算を行っていると、外壁タイル面の不具合が多い建物の調査を行うことがあります。
タイルの張り替えは、補修単価が高く、補修数量が増えると工事金額を大きく押し上げる要因となります。
実は、その類の不具合が、ある特定の年代に竣工した建物に集中してる事実があります。


以下に簡単なチェックポイントをまとめましたので、気になる方は確認してみてください。
(★が多い:判定の重要度が高い)
① ★ 2000年~2009年に竣工した建物で外壁がタイル仕上
② ★★★ 外壁タイルが纏まって剥がれている・はらんでいる
③ ★ 外壁タイルに大きなエフロレッセンス(白い垂れあと)が各所でみられる
④ ★★ 廊下やバルコニーの天井の塗装が大きく各所で剥離している(ベロンと剥がれている)
⑤ ★★★ 打診棒で音の変わる範囲が大きく纏まっている(1ヶ所で0.5㎡以上が目安)
上記で気になることがある方はもちろん、特に問題が見られない方でも、大規模修繕工事をお考えでしたら、お気軽にご相談ください。
積算課