大規模改修工事を行う際に、殆どの場合建物外周部に足場を設置します。
ただ、都内に立地するビルやマンションだと、敷地境界からあまり離隔が無く建っているケースが多く、敷地内に納まらない事が多々あります。
敷地内納まらず道路面に足場を建てる場合、もともと道路に設置されている『道路標識』と干渉してしまうことがあります。
設置されている『道路標識』
道路を安全に通行するために必要な目印である『道路標識』を足場が設置されるからと言って、隠してしまうことは出来ません。
そういったケースの場合、管轄する警察署との協議を行い、道路標識の移設許可を頂き、足場の外側に仮に移し替えることがあります。
元の位置のままだと足場の中に隠れてしまいます
足場の外側へ仮移設を行います
仮移設完了
今までこの標識を利用している方々が問題無く利用が続けられるよう、元の位置から出来る限り、離れない所で仮設置を行います。
大規模修繕工事は、お建物の関係者様や近隣の皆様のご協力があり、初めて行える工事です。
安全第一に施工させて頂くことはもちろんですが、工事開始前と変わらない日常を過ごして頂けるよう、安心・安全な現場づくりを目指し、取り組んでまいります。
品質管理部 安全品質